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▲ 写真家 やまぐち千予様

今月は、デジタルハリウッド大阪校でライティングと写真撮影の非常勤講師を務める写真家、piyocameraやまぐち千予様に取材しました。

●写真はセンスではなく〝論理〟が大切
写真の仕事を始めたばかりの頃、ただ綺麗な写真を撮ることにだけを意識をしていました。
しかし、すぐに躓きました。写真をどういった目的で撮るのか？コンセプトや伝えなければならないストーリーを明確にした上で、どうすれば人の感情に響くのか？どう喜びを伝えるのか？作り手の想いを込めて、売上アップに繋がるような写真にする必要があることに気付いたのです。
大切なのは論理的に組み立てた写真撮影であり、写真はセンスではなく論理なのです。

●得意とする作品
やまぐち様が得意とするのは、ポスターや雑誌、企業ホームページ、ECサイト掲載用の写真等です。
特にスイーツ、料理、人物、動物、商品写真、会社案内用の写真が得意。依頼者の満足ではなく、その写真を見るお客様に想いが伝わる写真を撮ることを心掛けています。

●全ての被写体は生きている
スイーツ写真は、料理写真とは異なり生命の時間が短く、撮影は5分以内に行う必要があります。
温度や湿度の影響で時間の経過と共に形が変わりやすいため、実はスイーツの写真は難易度が高く、それが逆に面白くてのめり込んでしまいスイーツを撮ることが多くなっています。
料理や企業が作る商品も全て生き物として捉え、作り手のそれぞれの意図や想いを崩さずに写真で表現することを心がけています。会社案内用の写真も会社を生き物と捉え、生き生きとした写真を撮ることを得意です。

●関西カメラ女子部を主宰
約10年前に関西カメラ女子部を立ち上げ、現在参加者は520名。この部は写真撮影を勉強する場所としてではなく、カメラ女子が家庭や職場等と異なる第3の居場所として提供しています。
企業様とのイベントを通じて、工場見学会と撮影イベントを合わせて行い部員が撮影した写真を企業の社員に代わりSNSでの情報発信をサポートしています。
企業様にはカメラ女子部の部員の皆さんの力を借りて広報の戦略として使っていただけたらと思います。工場見学をさせていただける企業様を募集しています。

●イベントの実績
東京都主催のTOKYO創業ステーションで定期的にECや料理のメニュー写真、SNS活用等についてのセミナーも開催しています。
また、世界最大級の写真イベントCP+2024,2023では、ライティングメーカーPhottixのブースでライティング講座の講師を担当。阪神百貨店の店舗プロデュースや撮影会、社員研修などでも活躍されています。
今年9月15日には、FUJIFILM主催の「PHOTO IS 想いをつなぐ」写真展2024大阪会場でフォトコン攻略セミナーにも登壇予定です。

●読者へのメッセージ
現代では写真が売上に直結することが多くなりました。カメラの性能はとても進化しています。カメラマンに依頼することなく、自分たちでプロ並みの写真を撮ることが可能です。
また、カメラのレンタルサービスを利用することで予算を抑えることも提案しています。写真についての相談はぜひpiyocameraまでご相談ください。
★最後に やまぐち先生は、豊中商工会議所の登録専門家としてもご活躍いただいてます。お気軽にご相談ください。
※当所専門家サービスの無料相談がご利用可能です（大阪府下の事業所様に限ります）。