女将歴14年と10ヶ月の経験を携えて、小さな飲食店を開業する前に知っておきたいことが学べる女性のためのスクール「飲食店開業経営スクール okami予備校」を開講した木村美季さんにお話を伺いました。ご結婚を機に、旦那様と二人で「居酒屋わんさか」を開業。紆余曲折ありながらも繁盛し、店舗拡大も行い、開業10周年を迎えた頃、旦那様の急逝。形態を変え、一人で試行錯誤を続けたお店も15周年を機に閉店。様々な失敗を繰り返しながらも、周りの方々に支えられてやってきた「経営者」から「開業サポート業」に転身したきっかけは、あるセミナーの講師依頼だったそうです。どうしても木村さんにと依頼されたのは、ある商店街の空き店舗を活用したプロジェクト内の複数名いるセミナー講師の一人でした。この経験を機に講師業の魅力に気付かれたそうです。「飲食店の経営という同じ立場での悩みは変わらない、だからそんな悩みを共有する場を提供することに繋げていきたい」と語られていました。

●失敗を経験した私から、開業前のあなたにお伝えしたい！

第３回okami予備校の様子を取材させて頂きました。いつもはゲスト講師と共に進行されているそうですが、この回は木村さんお一人で、ご本人の体験談を中心に進められました。元よしもと芸人という経歴をお持ちの木村さん。良く通る声と明るい笑顔で、飲食店を経営した経験から、様々なアクシデントの体験談や、メンタル面の保ち方、設備費用の実例など、実践に直結した情報を伝授されていました。そんなアットホームな雰囲気の「okami予備校」は月１回、どこかの月曜日に茨木ローズワムにて開催しています。※要予約。男性も受講可。5月は18日の12時30分より茨木ローズワム401号室にて開催です。

地元で小さな規模で開業されたい35歳から55歳位の関西在住の女性を対象に「北摂なでしこ起業塾」をこの5月より開講。飲食業に限らず「夢と希望をもって開業したい方」を真剣に応援する講座です。「勢いで開業する前に、大切な事をじっくり楽しく学ぶ」を主軸に第一期はテーマごとに講師をお招きして全4日間の講座です。開催情報など詳細はアメブロ、又はFacebookページ「北摂なでしこ起業塾」にて紹介されています。