豊中にこの企業あり!
活躍する会員企業の概要・事業展開などを中心にご紹介します。
第26回 池田銀行

左から、藤田博久氏(取締役CS企画部長)、
上田正幸氏(CS本部広報室長)

URL:http://www.ikedabank.co.jp/
池田銀行
頭取:服部 盛隆氏
所在地:池田市城南2-1-11
TEL:072-751-3521(代)
■阪神間で唯一の独立系地銀
 池田銀行は大正元年設立の池田実業銀行を前身とし、戦時体制下の昭和20年、金融統制で他行と合併したものの、戦後、阪急電鉄の創業者小林一三翁の働きかけで、昭和26年9月、初代頭取清瀧幸次郎氏が、再度、本店を池田市に置く地方銀行として設立された。
 阪急沿線を中心に大阪府から兵庫県にかけて、「律令時代の『摂津の国』」に重なる地域を主要営業エリアとし、現在は、資本金342億3千9百万円、総資産約2兆円、自己資本比率約9%である。(平成15年9月末現在)

井角和博氏(執行役員CS
本部地区本部長(豊中地区担当))
■豊中市内で最も充実した店舗ATM網
 現在、大阪府下に42、兵庫県下に27、京都府に1、東京都に1、合計71ヶ店の有人店舗網を展開している。平成12年9月より阪急電鉄と共同で全国初の駅のATM「Patsat(パッとサッと)」を展開。阪急電鉄(40駅)と北大阪急行電鉄(3駅)の主要駅に72台のATMを設置するなど、「より身近で便利な」店舗・ATMネットワークの整備に努め、豊中市内の金融機関の中で、最も充実した店舗網だ。

“地域起こし”大賞・優秀賞の発表・授賞式
■“地域起こし”支援制度
  成15年4月に、「地域の活性化」に少しでも貢献したいという思いから、「地元のニュービジネスやベンチャー企業の育成」を目的とした「“地域起こし”支援制度」を創設。新規制や独創性のある技術やビジネスプランを有する企業・起業家の方を対象に「助成金」や「融資」・「出資」等の形で応援している。
  また、平成12年より毎年、マイドームおおさかで“TOYROビジネスマッチングア ”を開催。産学官連携によるビジネスの創造や新技術交流の場を提供し続けている。

■「親切で新しい」創業の心を忘れず

 さらに、全国初の「ハイブリッド型多機能ICキャッシュカード」の実証実験を昨年より実施、女性職員により開発された女性向け専用住宅ローン「レビア」の販売など、幅広い顧客ニーズに応えながら、他行に先駆けた先進的な商品・サービスの提供に努めている。 地域銀行として「地域との共生」を常に念頭に置きながら「リレーションシップバンキング」の推進に注力している池田銀行。「自主独立経営」を貫き、それに対するお客様の評価を得て、業績も順調に推移。池田銀行の存在は豊中地域にとって頼もしい限りだ。
この記事は「とよなかCHAMBER」2004年2月号に掲載されたものです。